ロッテは敵地ヤフオクドームで行われたソフトバンクとの開幕カードの3連戦に3連敗を喫し、今日から本拠地・ZOZOマリンスタジアムで昨季の覇者・日本ハムとの3連戦を戦う。
昨年は本拠地・ZOZOマリンスタジアムでロッテが勝利した後、鈴木大地キャプテンを中心にファンと勝利を喜びあう儀式“We are”が行われた。そして、今季はリズムトレーニングが“マリンの新名物”となりそうだ。
このリズムトレーニングは、試合開始約1時間前に行われる。ロッテの選手たちが球場に流れるアップテンポの音楽にあわせて、一塁ベンチ前でウォーミングアップが始まる。リズムトレーニングでカギを握るのが、スタンドにいるマリーンズファンだ。
20日に行われた壮行会で楠貴彦トレーニングコーチは「ファンのみなさんの手拍子でウォーミングアップを迎えてくれたら、選手もパワーになって力が発揮できると思います。マリンスタジアムに来た際は、ウォーミングアップから見ていただいて、選手のみんなにパワーを下さるようにお願いいたします」にお願いした。
このリズムトレーニングは一軍だけでなく、ロッテ浦和球場で開催される二軍戦の試合前にも行われている。根本淳平二軍トレーニングコーチによると、このリズムトレーニングはファンと一体となり盛り上がるだけでなく、「選手のケガの防止にも繋がる」と教えてくれた。
ZOZOマリンスタジアム・ロッテ浦和球場で野球観戦する際は、少し早く球場にきて、試合前のリズムトレーニングで選手たちにパワーを与えていきたいところだ。