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苦しむ阪神・原口、アピール弾!

阪神の原口文仁が6日のDeNA戦、勝ち越し弾を含む2安打1本塁打1打点の活躍で勝利に貢献した。
昨季、打率.299、11本塁打、46打点の成績を残し、“打てる捕手”として活躍したが、今季から一塁へコンバートとなった原口。開幕から一塁のスタメンで起用され、広島との開幕戦ではいきなり3安打、4月6日のヤクルト戦でサヨナラ本塁打を放った。
好スタートを切った原口だったが、4月20日の中日戦から5月4日のヤクルト戦にかけて22打席連続無安打と打撃不振に陥り、打撃でアピールを続けていた中谷将大との併用が増えた。
打撃で思うような結果を残せていなかった原口だが、『6番・一塁』でスタメン出場した6日のDeNA戦では、中谷の2ランで同点に追いついた直後に迎えた3回の第2打席、豪快な一発を放った。DeNAの先発・飯塚悟史が投じた3球目のストレートをフルスイング。打球は阪神ファンが待つレフトスタンドに突き刺す、貴重な勝ち越し弾となった。
この本塁打に『ニッポン放送制作のDeNA-阪神戦』で解説を務めた若松勉氏は「それにしても飛んでいきましたね。甘かったんですけど、思い切ってホームランを狙ったようなスイングでしたよね」と話した。
6回の第4打席では、左の砂田毅樹からライトへ二塁打。この打撃に若松氏は「左だからといって入ってくるボールを強引に引っ張るのではなく、2ストライクを取られても粘っこいバッティングですよね。この辺は評価できるんではないでしょうか。上手く打ちました」と振り返った。
この日2安打とアピールした原口。監督からの信頼を得るためにも、引き続き結果を残していきたいところだ。
(ニッポン放送ショウアップナイター)