◆ ド軍11-1で圧勝、29年ぶりWS進出!
ドジャースの前田健太が現地時間19日(日本時間20日)、カブスとのリーグ優勝決定シリーズ第5戦に救援登板。1イニングを3者凡退に抑えた第4戦と同じく、この日も右打者3人を完璧に封じ込め、ポストシーズン(PS)5戦連続無失点とした。
前田は6回1失点と好投した先発・カーショーのあとを受け、9-1の7回に2番手として登板。打席に迎えるは、5番コントレラス、6番ラッセル、7番バエスの右打者3人。前日の第4戦でも封じた3選手との再戦となった。
先頭のコントレラスは1ボール2ストライクと追い込んだあと、高めの釣り球を振らせ空振り三振。続くラッセルは1球で中飛に仕留めた。バエスも簡単に追い込むと、最後は球威のある直球で見逃し三振。前夜のリプレーかと思わせる快投劇で、またしても1イニングを10球で片付けた。
前田はこれで、地区シリーズからポストシーズン5戦連続の完璧救援。打者15人に対し無安打7奪三振と、好リリーフを続けている。
ドジャースは6番ヘルナンデスが3本塁打7打点をマークするなど、11-1とカブスを圧倒。対戦成績を4勝1敗とし、29年ぶりのワールドシリーズ進出を決めた。