ロッテ・江村直也【撮影日=2019年2月27日】

 ロッテの江村直也が10日、中日とのオープン戦で今季からZOZOマリンスタジアムに新設された“ホームランラグーン”の第1号本塁打を放った。

 0—0の3回一死走者なしで迎えた第1打席。1ボール2ストライクから中日の先発・ロメロが投じたストレートを振り抜くと、打球はレフトのホームランラグーンに飛び込んだ。この本塁打が江村にとってプロ9年目で一軍の公式戦、オープン戦を通して嬉しいプロ初本塁打となった。

 昨季は“2番手捕手”として一軍に帯同していた江村だが、今年は春季キャンプから二軍で過ごしていた。その間に昨季全143試合に出場した田村龍弘は侍ジャパンに選出され、吉田裕太は2月17日の楽天戦で本塁打を含む2安打をマークするなど“ライバル”たちがアピール。江村は春季キャンプ中に行われた台湾・ラミゴ戦に出場したが、他の捕手陣に比べると出遅れた印象があった。

 それでも、江村は「いつでも上がっていきなり結果を出せるように準備してきたつもり」と来るべき日に備えて二軍で汗を流した。

 「僕が一番声を出して、一番練習して、何事も一番にやっていこうというテーマでやっていました」。

 ロッテ浦和球場で行われた二軍戦の試合前練習ではチームで一番声を出し盛り上げ、試合後には自らお願いして金沢岳二軍バッテリーコーチとともにスローイングの練習。とにかく上手くなろう、一軍に上がろうと必死に練習する姿は印象的だった。

 また江村は、練習するためにあたって指導してくれた金沢コーチ、堀幸一二軍打撃コーチ、福浦和也選手兼任二軍打撃コーチから「厳しく指導していただきました」と感謝した。

 「二軍でやってきたことが繋がってきているのかなと思います」。オープン戦初出場となった6日の日本ハムとのオープン戦で走者一掃の適時二塁打を放ち、この日は本塁打を放つ活躍ぶり。今後も江村の活躍に注目だ。

取材・文=岩下雄太

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