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101回目の夏を彩る注目選手たち:中森俊介(明石商)

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来秋のドラフト候補へ! 大会屈指の本格派右腕


 “令和最初”の夏の甲子園、『第101回全国高等学校野球選手権大会』が8月6日に開幕。今大会注目の選手たちをピックアップする『101回目の夏を彩る注目選手たち』で今回取り上げるのは、今春の選抜でも活躍した、地元・明石商(兵庫)の「2年生右腕」中森俊介投手だ。

▼ 中森俊介(明石商)
2年 投手 181cm・79kg 右投左打

 2年生ながら今大会でも屈指の実力を誇る本格派右腕。入学直後からマウンドを任され、1年春の近畿大会の対大阪桐蔭戦では先発も経験している。その後も順調に成長し、秋の近畿大会では準優勝に大きく貢献した。

 迎えた今年の選抜でも全4試合に登板し、34回を投げて32奪三振、自責点7、防御率1.85と安定したピッチングを見せてチームを準決勝進出に導いた。

 軸足にしっかり体重を乗せてからステップし、下半身主導で投げられるバランスの良いフォームが特長。時折続けてボールが抜けることはあるものの、指先の感覚も良く、コーナーに投げ分ける制球力もとても2年生とは思えない。

 夏の兵庫大会決勝では、ストレートの最速も149キロをマークしており、その数字に見合った勢いを感じる。スライダーもカウント球と決め球を投げ分け、鋭く落ちるフォーク、チェンジアップなど変化球も多彩だ。

 ボールそのもの以上に魅力を感じるのが、そのマウンドさばき。走者を出しても冷静で、ピンチでギアを上げることもできる。ここ数年、毎年のように好投手を輩出しているが、その完成度は同校史上No.1と言えるだけのものがあり、順調にいけば来年のドラフトの目玉となる可能性も十分にあるだろう。

 1回戦は強打の花咲徳栄が相手だが、どんなピッチングを見せてくれるのか楽しみだ。

▼ 地方大会の成績
5試合(21回2/3)被安打14 奪三振30 与四死球6 失点5

▼ 第6日・8月11日(日)
第4試合:花咲徳栄(埼玉)- 明石商(兵庫)<15:30>


文・写真=西尾典文(にしお・のりふみ)
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