◆ 注目の日本人対決!
現地時間1日(日本時間2日)、フロリダ州ポートシャーロットで行われたレイズ-ツインズのオープン戦で、前田健太と筒香嘉智による日本人対決が実現した。
レイズの「2番・左翼」で出場した筒香は、ツインズ先発・前田と初回無死一塁の場面で初対戦。1ボール・1ストライクから2球続けてのファウルで追い込まれると、最後は外の落ちるボールに手が出てしまい、なんとかバットで拾うも力のない左飛。初めての対戦は“先輩”に軍配があがる。
さらに2回にも対決が実現すると、今度は筒香が前田の変化球をうまく捕らえたかに見えたが、弾き返された打球は右中間で右翼手のグラブの中へ。この日は2度の対決でアウトが2つ。前田が先輩の貫禄を見せる結果となった。
◆ 前田は不運に見舞われて…
前田は初回、安打と四球で二死ながら一・二塁とピンチを招いたものの、後続を斬って無失点。しかし、2回はなんと先頭から2連続で味方の失策に見舞われて失点。さらに暴投を挟み、ジョーイ・ウェンドルに2ランを被弾。立て直すことができず、一気に3点を失ってしまう。
それでも、一発のあとは3人できっちり打ち取り、3回もかんたんに二死を取って5者連続のアウト。そこから四球を出したところで、ピッチャー交代を告げられた。
この日は2回2/3を投げて被安打が2、与四球2つに奪三振が3つ。失点は3も、味方の失策が絡んだため自責点は1という内容だった。
また、筒香はこの日3打席に立ち、前田が降板した後の3打席目は空振りの三振。3打数無安打という結果に終わった。