プロ初打席で3ランを放ち笑顔のオリックス・大下=ほっともっと神戸

◆ フルスイングで価値ある一打

 前日に支配下登録されたばかりのオリックス・大下誠一郎選手が15日、一軍昇格を果たすと共に、ほっともっとフィールド神戸で行われた楽天戦に「8番・三塁」でプロ初スタメン。2回に回ってきたプロ初打席で左翼席へ飛び込む1号3ランを放ち、プロ初安打が初本塁打となる豪快なデビューを飾った。

 この日は「THANKS KOBE ~がんばろうKOBE 25th~ supported by 岡畑農園」と銘打ち、1995年当時のブルーウェーブ復興ユニフォームを着用して臨む一戦。14日に支配下登録されたばかりの大下は、新背番号「40」のユニフォームの準備が間に合わず、背番号「102」の山岡打撃投手が着用するユニフォームを借りて先発出場を果たした。

 1回表、まずは全力疾走で三塁のポジションにつき、一軍デビューを飾った大下。「とにかく思いっきりやることだけを考えながら全力疾走で走っていったので、グラウンド入ってしまえば緊張はなかったです」と振り返った元気印は、チームが1-1に追いつき、なおも一死一三塁の押せ押せムードで初打席へ

 相手先発・辛島航の低めのボールを冷静に見極めカウント3-0とし、変化球を2球続けられて3-2。フルカウントからの6球目、真ん中にきた138キロのボールに対して迷いなく振り抜くと、「低すぎて入ったと思わなかった」という弾丸ライナーが左翼席へ飛び込み、チームは勝ち越し。結果的に、この一打が決勝点となった。

◆ ヒロインでファンの心を鷲掴み

 試合後のヒーローインタビューでは、「素直にうれしいですし、もっともっと頑張らないけんなっちゅうふうに思いました」と、故郷・北九州の言葉で素直な心境を語り、ファンの心をグッと引き寄せた。

 また、本塁打という結果には「正直打球が低すぎて入ったっち思わんかったんですけど、一塁ベースを回ったところでファンの方々の声援が聞こえて入ったと思いました」と笑顔を見せ、「全力プレーと大きな声でチームを引っ張っていくので、これからもよろしくお願いいたします」と更なる活躍を誓った。

 大下を抜擢した中嶋聡監督代行も「大仕事をしてくれました」と語り、「あの元気と積極的なバッティングが一番欲しいと思っていた」と期待通りの活躍に目尻を下げていた。

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ベースボールキング編集部

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