ロッテの小川龍成

◆ 2安打&2盗塁

 ロッテのドラフト3位ルーキー・小川龍成(国学院大)が2日、オリックスとのオープン戦で途中出場ながらも2安打2盗塁とアピールした。

 小川は3-3の6回二死二塁から柿沼友哉の代打で登場すると、荒西祐大が1ボール2ストライクから投じた4球目のストレートをライト前に弾き返し、オープン戦初打席で安打をマーク。続く藤原恭大の打席中に二塁盗塁を決め、藤原のレフトオーバーの当たりで生還した。

 6-6の8回一死走者なしの第2打席は、黒木優太が1ボール1ストライクからの3球目の150キロストレートをセンター前に運び、2月の練習試合を含めてプロ入り後初めて複数安打となった。

 またも足で魅せる。藤原の打席でこの日2つ目となる盗塁を決めると、一死一、二塁から福田秀平がセンターへ放ったフライで二塁から三塁へタッチアップした。得点には繋がらなかったが、1つ先の塁を狙う姿勢を見せた。

◆ 2月の春季キャンプで話していた走塁

 小川は春季キャンプ初日のオンライン取材で走塁について「走塁も自信があるところではあるんですけど…」としながらも、「盗塁、走塁、打球判断はプロのレベルに合わせていかないといけない。これからもっと向上していかなければいけないと思います」と話していた。

 盗塁についても「技術的なことはプロの世界で学びたい。大学時代までは感覚でやっていた部分があった。より技術的なことを学んでいけたらなと思います」と語っていた。

 この日は2つの盗塁を決め、走塁でも打球を見て、二塁から三塁へタッチアップを決めるなど、この1カ月でしっかりと対応している印象だ。

◆ 自信のある守備でも好守が続く

 打撃、走塁、守備のなかで一番自信があると話す守備も、対外試合が始まった当初はミスがあったものの、ここへきて安定してきている。

 2月27日の西武戦では、外崎修汰が放った三遊間のゴロを深い位置からキャッチし、一塁へノーバウンドスローでアウトにすれば、翌28日の試合でも一死一塁から中熊が三遊間へ放った難しい当たりに体勢を崩しながらも逆シングルでキャッチし二塁でアウトにした。

 この日は安打となったが、6回にレフト前に抜けたと思われた打球を飛び込んでキャッチし一塁へ送球すれば、7回にもセンターへ抜けたかと思われた当たりにひょこっと出てきて二塁ベース後方でキャッチして素早く一塁へ送球。広い守備範囲を披露した。

 小川が主戦場にするショートにはエチェバリア、藤岡裕大といったライバルがいるが、課題といわれていた打撃でもこの日複数安打を放つなど、2月の対外試合からアピールしている。このまま継続的に結果を残すことができれば、開幕一軍、開幕スタメンが見えてくるのではないだろうか。

▼ 練習試合、オープン戦の打撃成績
練習試合:率.250(20-5)本0 点1 盗0
オープン戦:率1.000(2-2)本0 点0 盗2

文=岩下雄太

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