ア・リーグ選抜の先発投手として1イニングを完璧に抑えた大谷

◆ 投打同時先発出場はMLB球宴史上初の快挙!

 エンゼルスの大谷翔平選手(27)が13日(日本時間14日)、ロッキーズの本拠地クアーズ・フィールドで行われたオールスターゲームにア・リーグの「1番・指名打者兼投手」として先発出場。球宴初登板で打者3人を完璧に封じ最速100.2マイル(約161キロ)を計測した。

 まずは1番打者として、3度のサイ・ヤング賞受賞を誇るナ・リーグ先発のシャーザー(ナショナルズ)と対戦。2球目の91.9マイル(約148キロ)のカットボールを弾き返したが、ナ・リーグの二塁・フレージャー(パイレーツ)に上手く処理され二ゴロに倒れた。






 その裏、ロイヤルズの正捕手・ペレスとバッテリーを組みマウンドへ。日本選手の球宴での先発登板は、1995年のナ・リーグ選抜の野茂英雄(ドジャース)以来、26年ぶり2人目となった。

 ナ・リーグの1番はリーグトップの28本塁打を放っているタティス(パドレス)。カウント2-2と追い込み、最後は5球目のスライダーを打たせ左飛に退けた。2番・マンシー(ドジャース)は3球目の直球を打たせ二ゴロ。3番・アレナド(カージナルス)は遊ゴロに退け、4球目の直球は100.2マイル(約161キロ)を計測した。大谷は1回14球、無安打無失点のパーフェクト投球で降板。ア・リーグ選抜のスターターとしての大役を見事に果たした。

 大谷はファン投票のア・リーグ指名打者部門で1位選出。選手間投票でも先発投手部門で選ばれた。オールスター戦での投打同時出場は史上初。降板後も指名打者として出場できる特別ルールが採用された。

 前日12日(同13日)には、オールスター戦前日恒例の本塁打競争に日本人選手として初出場。1回戦でソト(ナショナルズ)と対戦し、2度の延長戦の末に28本対31本で敗れたが、ファンを魅了し「すごく疲れたが楽しかった。いい経験になりました」と収穫を口にした。この日の試合前にはオールスター戦恒例のレッドカーペットショーに初めて参加。濃紺のスーツに白いTシャツというスタイルでフラッシュを浴び「来年からも(球宴会場に)何回も来られるように頑張りたい」と笑顔で話した。

この記事を書いたのは

ベースボールキング編集部

ベースボールキング編集部 の記事をもっと見る

【PR】「ABEMA」がMLBを生中継
日本人選手の活躍を無料で視聴できる!

ABEMA × MLB2025

新しい未来のテレビ「ABEMA」では、2025シーズンのMLB公式戦を無料生中継! 平日のドジャース戦全試合を含む、レギュラーシーズン485試合を生中継で楽しむことができます。また、試合の名場面を試合終了後から楽しむことができる「ハイライト映像」も無料で視聴可能。

プレミアム会員なら一部のプレミアム限定配信試合も見放題で楽しめるほか、試合後1週間いつでもフル映像を視聴可能。さらに、みんなで観戦を楽しめる「コメント機能」、試合途中でも最初から視聴できる「追っかけ再生」など機能も充実。

スマホ、PC、タブレット、TVなどマルチデバイスでどこでも観戦できる「ABEMA」でMLBを堪能しよう!

POINT

大谷翔平をはじめ日本人選手が活躍するMLBを無料で視聴可能! TV視聴も可能!

② プレミアム会員なら有料試合も見放題。コメント機能や追っかけ再生で楽しみ方も充実!

③ ABEMAプレミアムは広告なし見放題(月額1,080円)広告あり(月額580円)から選べる!

もっと読む