○ エンゼルス 2 - 1 マリナーズ ●
<現地時間6月26日 エンゼル・スタジアム>
エンゼルスの大谷翔平選手(27)は現地時間26日(日本時間27日)、本拠地でのマリナーズ戦に「3番・指名打者」で先発出場。この日は快音は聞かれなかったが、2つの四球を選んで2出塁。2打数無安打・2四球だった。
試合は序盤から荒れ模様。初回、エンゼルス先発アンドルー・ワンツがフリオ・ロドリゲスの背後を通過するような投球を見せ、これが前日のマイク・トラウトに対する頭部付近への投球の“報復”としていきなり両軍に「警告」が言い渡される。
そんな中で迎えた2回表。ワンツがジェシー・ウインカーに対して投じた初球が右太もも付近を直撃。これでゴングが鳴り響く。
ウインカーがエンゼルスベンチへ歩み寄ったのを合図に、両ベンチとブルペンから選手たちが大集合。大乱闘へと発展した。結局、この一件で両監督を含む計8名が退場処分となってしまった。
試合は6回に先制点を許したエンゼルスだったが、7回裏にルイス・レンヒーフォの一発で同点。
さらに一死一・二塁とチャンスを作って大谷は左飛に倒れたが、続くデービッド・マッキノンがセンターへの適時打を放って逆転に成功。1点のリードを守り、2-1で競り勝った。
大谷は1打席目と2打席目に四球で出塁したが、この日は無安打。打率は.259となっている。