「協力」を強調した山本由伸 (C) Kyodo News

◆ 自身初のノーヒットノーランを達成

 プロ野球の2022年シーズンは、3日をもってレギュラーシーズンの全日程が終了。

 残すはクライマックスシリーズと日本シリーズとなり、今季の個人タイトルが確定した。

 大逆転で劇的なリーグ連覇を成し遂げたオリックスは、エースの山本由伸が防御率・勝利数・奪三振・勝率の投手四冠を達成。なんと2年連続での投手タイトル総なめとなった。

 今季もチームの大黒柱として26試合に先発。15勝5敗、防御率1.68という成績に加え、6月18日の西武戦では自身初のノーヒットノーランも達成している。

◆ 「協力してやってきた」

 2日の楽天戦ではベンチ入りするかどうかも注目されたが、中嶋聡監督は山本を登録メンバーには入れず。本人はベンチ裏でテレビ観戦をしていたという。

 グラウンドで戦うことはなかったが、「裏で試合を見ていて、1年の中で一番精神的にしんどい日になりました」と振り返り、「(ソフトバンク戦と)どちらも見ていたので、すごく忙しい一日でした」と笑顔で語った。

 獲得したタイトルに関しては「今シーズンは調子の良い試合も悪い試合もいろいろあったんですが、シーズンを通して良い数字を残せたということで嬉しく思う」とコメント。

 そのうえで、2年連続の投手四冠はプロ野球史上初だと伝えられると、「キャッチャーの若月(健矢)さんや伏見(寅威)さん、監督・コーチやいろいろな方々と協力してやってきたこと。すべて獲れたことが嬉しい」と述べ、チームの力で掴んだ勲章を何よりも喜んだ。

 「昨年は日本一になれていないので、今年は日本一になれるように全力で投げたいと思います」と、エースはすでに昨年のリベンジに燃えている。

 そのためにも、まずは「クライマックスシリーズを勝ち抜いて行く」と強く誓った背番号18。ポストシーズンも獅子奮迅の活躍に期待がかかる。

取材・文=どら増田

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