ヤクルトの村上宗隆が14日、東京都内の記者クラブで記者会見を行い、日本代表について語った。

　村上は『侍ジャパンシリーズ2022』の日本代表に選ばれ、3試合連続で本塁打を放つなど、これぞ“日本の4番”という活躍を見せた。

　村上は「自分自身、なかなか調子が上がらない中強化試合を迎えましたが、やっていくうちに日の丸を背負いながら4番を打って、凄く自分の中で色々な思いがありましたし、何とかチームを勝たせなければいけないと思って臨んでいました。良い成績を残すことができて凄く良かったと思います」と充実の日々を過ごした。

　侍ジャパンの栗山英樹監督の印象については「凄く熱い気持ちを持っている方で、僕達もその期待に応えようと思える監督だと思いました」と話し、「周りも一流の選手方ばかりなので、試合をやっていても、勝てるなという雰囲気もありますし、声もたくさん出ていて良い雰囲気だなと思いながら試合をしていました」とチームの雰囲気についても語った。

　来年3月に開催予定のワールドベースボールクラシック（WBC）。村上は「3月の本戦に合わせられる様な調整はしたいと思っていますし、今年の開幕も3月だったので調整の仕方は変わらずやって行きたいと思います」と決意し、「世界一を獲ることを目標に掲げていますし、それを実現させたいなと思っています。その中でもしっかり活躍してチームを勝たせるような活躍がしたいと思います」と意気込んだ。

（取材＝ニッポン放送アナウンサー・大泉健斗）