● 巨人 0 － 3 阪神 ○
＜10回戦・東京ドーム＞

　阪神は完封リレーで7月白星スタート。7回4安打無失点の快投を見せた先発の伊藤将司投手（27）は、約1ヵ月半ぶりとなる今季3勝目（2敗）を挙げた。

　伊藤将は立ち上がりから安定感抜群。4回は二死一、三塁のピンチを招いたが、6番・ウォーカーを右飛に仕留めゼロを刻んだ。6回は二死二塁で4番・岡本和を中飛。8回表の攻撃で代打を送られ降板となり、7回99球、4安打無失点、4奪三振2四球の快投で救援陣にあとを託した。

　打線は4回、4番・大山が10号ソロを左中間席へ運び先制。大山はこれで2年目の2018年から6年連続となる2ケタ本塁打をマークした。9回は5番・ノイジーが左中間突破の適時二塁打を放ち貴重な2点目。その後も適時失策で3点目を加えた。

　救援陣は8回以降、岩貞と岩崎が1イニングずつ無失点。岩崎は11セーブ目を挙げ、伊藤将は2勝目を挙げた5月18日の中日戦（バンテリンD）以来の白星を手にした。