先発投手の失点は今大会初めて
侍ジャパンの今井達也投手(25=西武)が19日、「カーネクスト アジアプロ野球チャンピオンシップ2023」の決勝・韓国戦に先発登板。0-0の3回に先頭打者への四球からピンチを招き先制の2点適時二塁打を浴びた。
今井は初回、二死から初安打を許すも4番のノ・シファンを捕邪飛に仕留め無失点スタート。2回は二死から四球と安打で得点圏に走者を背負ったが、9番チェ・ジフンを左飛に退けゼロを刻んだ。
しかし3回、先頭打者に四球を許すと、次打者の犠打を一塁・牧(DeNA)が捕球ミス。無死一、二塁で3番のユン・ドンヒは空振り三振に仕留めたが、続くノ・シファンに左中間突破の2点適時二塁打を浴び先制された。
侍ジャパンは予選3試合すべてで先制してきたが、今大会初めて先制点を献上。先発陣は台湾戦の赤星(巨人)、韓国戦の隅田(西武)、豪州戦の早川(楽天)と3試合連続無失点だったが、今井が先発陣で今大会初失点を喫した。