楽天・今江監督 (C)Kyodo News

◆ 「強いチームはこういうところを逃してくれてない」

 楽天はソフトバンクに2-9で敗れ3連敗。オリックスに勝利した3位・ロッテとのゲーム差は4.5に広がった。

 先発の瀧中瞭太は2回パーフェクトの好スタートを切ったものの、2点を先制してもらった直後の3回は単打2本で一死一、三塁のピンチを招いたあと、犠飛と適時打を許し2-2の同点に追いつかれた。

 5回は自らの牽制悪送球などで二死二塁のピンチを招き、2番・今宮健太に左前適時打を許し逆転となる3失点目。6回は6番・正木智也に中越えソロを浴び、6回9安打4失点(自責点3)の内容で降板した。2点ビハインドで迎えた8回は、3番手の弓削隼人が一挙5失点。終わって見れば大敗となり、瀧中は5敗目(3勝)を喫した。

 打線は2回、二死から9番・石原彪、1番・小郷裕哉の連続適時打で2点を先取。しかし、4回は先頭で出塁した6番・阿部寿樹が牽制に引っかかり憤死するなど、3回以降は拙攻が目立ち追加点を奪うことができなかった。

 11日放送のフジテレビONE『プロ野球ニュース2024』でこの試合の解説を務めた坂口智隆氏は、先制しながら逆転負けを喫した楽天の戦いぶりについて「もったいない点の取られ方をしてしまった」と総括。一方で「強いチームはこういうところを逃してくれてない」と、鮮やかな逆転勝ちで優勝マジックを「11」に減らした首位・ソフトバンクの強さにも言及した。

 楽天は4回裏に牽制死でチャンスの芽をつぶし、直後の5回表は牽制悪送球をきっかけに勝ち越し点を献上。坂口氏は「4回の場面は仕掛けたい気持ちはわかるんですが、走塁死でイニングが終わると流れが変わるとよく言われている。その次の回に、警戒した場面でミス(牽制悪送球)ですから…」と苦言を呈し、最後に「これからも大事な試合が続くわけですから、丁寧に行く場面は丁寧にいかないといけない」と、逆転でのCS進出を目指す楽天の巻き返しに期待を寄せた。

☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』

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ベースボールキング編集部

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