阪神は18日、ポスティング・システムにより、青柳晃洋投手とフィラデルフィア・フィリーズとの選手契約が成立したことを発表した。今後のスプリングトレーニングには招待選手として参加し、メジャー契約を目指す。

　青柳は球団を通じて「まずは決まったことに対して、安心する部分があります。自分の中で挑戦の年だと思うので、新しいことに挑戦しながら勝負ができたらいいなと思いますし、マイナー契約でも行かせてくれた球団に対しては、本当に感謝しかありません。タイガースに育ててもらったプロ野球人生なので、アメリカには行きますけど、タイガースで教わったことを全て持って、タイガースファンの応援を受けながら頑張れたら嬉しいかなと思います」とコメントした。

　青柳は15年ドラフト5位で阪神に入団。21年から2年連続で最多勝、最高勝率のタイトルを獲得。22年は最多勝、最高勝率に加え、最優秀防御率のタイトルを手にし“投手三冠”に輝いた。昨季は12試合に登板し2勝3敗、防御率3.69の成績を残していた。