パドレスとのマイナー契約が報じられたユリエスキ・グリエル

◆ 元首位打者のベテラン一塁手を獲得

 現地時間17日、サンディエゴ・パドレスがユリエスキ・グリエル内野手(40)とマイナー契約を結んだと米複数メディアが報じた。招待選手としてスプリングトレーニングに参加し、メジャーに昇格した場合は年棒125万ドルを得る。

 キューバ代表としてWBC3大会に出場したグリエルは2014年途中からDeNAに加入し、62試合で打率.305、11本塁打を記録。その後亡命し、2016年にアストロズでMLBデビューを飾ると、2017年と2022年のワールドシリーズ制覇に貢献。2021年には打率.319を記録して首位打者に輝き、ア・リーグ一塁手部門のゴールドグラブ賞を獲得した。

 昨季はブレーブス傘下でシーズンの大半を過ごし、9月からロイヤルズでプレー。18試合に出場して打率.241、0本塁打、OPS.635という成績だった。9シーズン通算では打率.280、98本塁打、OPS.764をマークしている。

 パドレスと同地区のダイヤモンドバックスには、実弟のルルデス・グリエルJr.が在籍。兄ユリエスキのメジャー昇格が叶えば、兄弟での同地区対決が実現する。

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