敵地でのレイズ戦に先発登板したヤンキースの田中将大

● レイズ 0 - 4 ヤンキース ○
<現地時間7月24日 トロピカーナ・フィールド>

 ヤンキースの田中将大投手が24日(日本時間25日)、敵地でレイズ戦に先発登板。9回3安打無失点の快投を見せ、昨年4月27日(同28日)のレッドソックス戦以来、メジャー移籍後3度目となる完封勝利を成し遂げた。

 田中は22日(同23日)のメッツ戦で後半戦初マウンドに立つ予定だったが、同戦は雨天のため中止。前半戦ラスト登板だった15日(同16日)のインディアンス戦から、中8日での後半戦初マウンドとなり、この日は右股関節痛で故障者リストに入った正捕手・サンチェスではなく、ロマインとのコンビで試合に臨んだ。

 ヤンキースは初回、4番グレゴリアスの内野ゴロの間に1点を先制。援護を得た田中は、テンポよく初回を3者凡退で終えた。2回以降も安定感抜群。4回まで7三振を奪うなど、打者12人をパーフェクトに封じ込めた。

 5回に先頭打者の4番クロンに中前打を許し、次打者には四球を許した。それでも、6番ロバートソンを空振り三振に仕留めると、続くスミスは一ゴロ併殺。この試合最大のピンチを凌ぎ、勝利投手の権利を得た。

 6回以降は再び安定した内容で、終盤の8回、9回もテンポよく3者凡退締め。9回105球、3安打9奪三振1四球無失点の内容で8勝目。防御率は4.09となった。

 打線は先制した初回以降、5回、7回、9回と1点ずつを加点。効率よく得点を重ね、好投する田中を援護した。

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