巨人 4 － 4 DeNA
＜15回戦・東京ドーム＞

　DeNAの桑原将志外野手（28）が22日、巨人戦に「1番・中堅」で先発出場。タイムリー含む2本の二塁打で2安打1打点をマークし、セ・リーグ首位打者に浮上した。

　巨人先発・髙橋の前に3打席連続凡退に倒れたものの、2点リードの6回、二死一、二塁の好機で巨人2番手・桜井から右中間フェンス直撃の適時二塁打を放ちチームに貴重な追加点をもたらした。

　同点に追いつかれたあとの9回は、一死無走者の場面で巨人の守護神・ビエイラから左越え二塁打を放ちチャンスメイク。追い込まれたあとの160キロ直球をキッチリと弾き返した。後続が倒れ試合は引き分けに終わったが、桑原は5打数2安打1打点と好調をキープ。これで18日の阪神戦（東京ドーム）から5試合連続安打とし、後半戦は7試合中4試合がマルチ安打となった。

　この試合で打率を.320に上げ、4打数無安打で打率を.319に下げた同僚の佐野を抜きリーグ首位打者に浮上。打率ランキングでは前日からの巨人戦2試合を欠場したオースティンも.318で3位につけており、昨季の佐野に続く2年連続のチーム内首位打者誕生に期待が高まっている。