6日、「マイナビオールスターゲーム2022」のファン投票結果がNPB(日本野球機構)から発表された。セ・リーグの二塁手部門では、DeNAの2年目・牧秀悟内野手がトップの「265,093」票を集め、ファン投票初選出で初出場を決めた。

　ヤクルト・山田哲人内野手や広島・菊池涼介内野手らを抑えての選出に、会見した牧は「錚々たるメンバーの中でこういう風に選んでいただいたので、すごく嬉しい気持ちでいっぱい」と話した。

　ことしのオールスターゲームは、今月26日に福岡PayPayドームで第1戦、翌27日に愛媛・松山坊ちゃんスタジアムで第2戦が行われる。牧は第2戦が行われる松山について「大学(中大)の時に日本代表で試合をした(19年日米大学野球)のがすごく印象に残っている」という。

　昨年の第2戦(楽天生命パーク宮城)で放った阪神・佐藤輝明内野手の本塁打が印象に残っており、「すごい人たちが集まるところ。見ていてワクワクするようなゲームを見せたい」と語った牧。「同級生というのもあるが、球界を代表するエース級だと思うので打席に立って楽しみたい」と佐藤輝明とともに同年代でもあるオリックス山本由伸投手との対戦を希望した。

　牧のファン投票選出の報を聞いたDeNAの三浦大輔監督は、「すごいことですよ、ファン投票で選ばれるというのは。実力もそうですけれども、ファンの方が認めてくれているということ。ひじょうに喜ばしいこと」と称えた。

(取材・ニッポン放送アナウンサー洗川雄司)