ニュース 2022.09.01. 06:44

“石川対決”はロッテに軍配…ソフトバンク・石川柊太の「6四死球」を解説陣はどう見た?

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ソフトバンク・石川柊太 (C) Kyodo News

解決するためのポイントは…?


 ソフトバンクはロッテに連敗でこのカード負け越しが決定。

 この日は石川柊太と石川歩の投げ合いとなったが、ソフトバンクの石川は5回まで5安打・6四死球と苦しい投球に。走者を背負いながらも2失点と力投したが、今季8敗目(5勝)を喫した。




 立ち上がりから連打で2人の走者を許し、2回も四球がひとつ。3回も先頭への四球と犠打でピンチを招いたが、後続を斬ってスコアボードにゼロを並べていく。

 ところが4回、先頭の安打と四球で一・二塁とすると、安田尚憲に適時打を浴びて失点。さらに死球で満塁とし、内野ゴロの間にまた1点。この回、2点を失った。

 5回も四球と安打でピンチを迎えたが、ここはしのいで無失点。しかし、5回を終えた段階で球数は101球。ここで降板となった。



 2020年には11勝3敗という好成績を残したものの、昨季は6勝9敗で負け越し。今季も5勝8敗と黒星が先行している。

 今季の石川について、31日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した岩本勉氏は「最近の石川を見ていると、“ハマり待ち”という感じがしますね」と言う。

 具体的には「ハマった時は右打者のインコースがバシバシ決まって、自分も乗って行けるんですが、四球が出てしまうとどうしても自分を盛り立てるのが難しくなる」とし、特にテンポ良い投球が持ち味だけに、自分でリズムを乱してしまうと投球が苦しくなることを指摘。「特に今後の負けられない試合に向けて、石川をいかに調子よく投げさせて行けるかがカギになる」と語った。

 また、谷繁元信氏は現役時代の経験を踏まえ、「捕手ができることは、ちょっとしたアドバイスくらいですね。いつも投げている姿を見ているので」とコメント。

 ただし、それでも完璧に解決まで持って行くことは難しく、「あとは本人が試合の中で修正していかないといけない」とし、もう一歩ステップアップするためにも、良くない時の対処法を見つけることが大事だとした。


☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2022』



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