● ヤクルト　4 － 5　巨人 ○
＜8回戦・神宮＞

　巨人の吉川尚輝が、2安打と1番打者の役割を果たした。

　初回の第1打席、ヤクルト先発・市川悠太が1ボール2ストライクから投じたスプリットを右中間フェンス直撃の二塁打で出塁。17日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター ヤクルト－巨人』で解説を務めた江本孟紀氏は「16日あたりのバッティングを見ていても甘い球はヒットしますよね」とコメント。続く丸佳浩のライトフェンス直撃のあたりで先制のホームを踏んだ。

　吉川は5回の第3打席、市川の初球のカーブをライト前に放った。江本氏は「球種を読んでいるというより、初球のストライクから打っていく。調子の良い時はストライクゾーンの球を早めに打っていくというのは悪くないですよね」と話していた。

　吉川は4月終了時点で打率.180だったが、5月に入って月間打率.343と状態を上げてきた。シーズンの打率も.240となった。

（ニッポン放送ショウアップナイター）