● ヤクルト　3 － 6　阪神 ○
＜10回戦・神宮＞

　阪神は敵地でのカード初戦をものにし3連勝。今季最多の貯金12とし、首位の座をがっちりとキープした。

　打線は3回に相手先発・石川雅規を攻め立て、3番・ノイジーの2点適時打と、5番・佐藤輝明の併殺崩れで3点を先制。1点差に詰め寄られた直後の7回には、ノイジーが制球に苦しむ3番手右腕・エスピナルからダメ押しの4号3ランを放ち、全5打点の活躍で白星を手繰り寄せた。

　投げては、先発の村上頌樹が山田哲人に2ランこそ浴びたものの、6回2失点でまとめ4勝目（1敗）。雨が降り出した9回にカイル・ケラーが1点を失ったが、最後は岩崎優が27個目のアウトを取り、今季7セーブ目（2勝0敗）で締めくくった。

　5月14日に単独首位に浮上した阪神は、7連勝後に1敗を挟んで3連勝。5月はここまで13勝4敗と絶好調で、セ・リーグ首位を快走している。