● 西武 1 － 2 オリックス ○
＜16回戦・ベルーナドーム＞

　オリックスが史上5球団目となる球団通算5500勝を達成。連敗を「2」で止め、貯金は再び「19」となった。

　オリックス打線は両軍無得点のまま迎えた5回、5番・頓宮が13号ソロを左翼席上段へ運び先制。1－1の同点に追いつかれたあとの7回は、8番・若月が右前適時打を放ち再びリードを奪った。

　西武戦2勝0敗、対戦防御率0.47の先発・山下は、走者を背負いながらも4回まで無失点。1点を先制してもらった直後の5回は、1番・ペイトンに同点の適時二塁打を浴びた。なおも一死二塁で続く源田にも右前打を許したが、ここは右翼・廣岡の好返球で、逆転を狙った二走・ペイトンの本塁生還を阻止。山下はバックの好守にも助けられながら5回を最少失点で切り抜けた。

　6回はこの試合初めて3者凡退で終えると、直後の7回表に味方打線が勝ち越しに成功。山下は7回途中6安打1失点、6奪三振3四死球の内容でリーグ単独2位となる9勝目（3敗）を挙げ、1点リードの9回を締めた平野は17セーブ目（3勝1敗）をマークした。