● 西武 1 － 2 オリックス ○
＜16回戦・ベルーナドーム＞

　「自分1人の力では何も出来ない数字だと思うので、色んな人に感謝しています」。

　オリックスの山下舜平大が5日の西武戦、6回2/3を投げ、6安打1失点で今季９勝目を挙げた。

　前回登板の7月28日の日本ハム戦は3回2/3を投げ4失点で敗戦投手となり、「前回（4回途中4失点）の反省がたくさんあったので、練習した事を出そうと。緊張しました」と今回の登板に向けて準備した。

　「守備の助けがかなり大きかったんですけど、1点で勝ちに繋げたのは良かったと思います」と、6回以外は毎回走者を背負う苦しい投球も、なんとか最少失点にまとめた。「嬉しかったです」と、1－1の7回に女房役の若月健矢が適時打。これが決勝点となった。

　2位・ロッテが楽天に敗れ、再びゲーム差を4に広げた。

（取材＝ニッポン放送アナウンサー・大泉健斗）