○ 広島 7 － 5 巨人 ●
＜21回戦・マツダスタジアム＞

　巨人は広島に連敗し再び借金1。3位・DeNAとのゲーム差を縮めることはできなかった。

　先発のメンデスは初回から苦しんだ。1番・野間に四球、3番・菊池には左前打を許し一死一、三塁のピンチを招くと、4番・西川に中犠飛を許し先制された。さらに二死一塁で、5番・デビッドソンに2ラン被弾。追い込んだあとの高め直球をバックスクリーンへ叩き込まれ初回から3点を失った。

　2回は先頭の8番・末包に左越えソロを浴び4失点目。3回は2四球と安打で二死満塁のピンチを招き、末包に初球をファウルされたところで原監督は2番手・田中千にスイッチした。助っ人左腕は2回2/3で80球、4安打4失点、2奪三振4四球の内容。来日後自己最短降板となった。

　1点差に迫った5回は3イニング目となった2番手・田中千が3ランを浴び、メンデスと合わせ3被弾目。打線は4番・岡本和の両リーグトップを独走する34号3ランなどで5点を返したが、序盤の失点が重くメンデスは4敗目（4勝）を喫した。