PS目指すカブス打線を牽引、3戦連続マルチ!
カブスの鈴木誠也外野手(29)が5日(日本時間6日)、本拠地リグリー・フィールドでのジャイアンツ戦に「6番・右翼」で先発出場。2点を追う7回に2戦連発となる同点の16号2ランを放った。
2回の第1打席は、ジャイアンツの先発右腕・ウォーカーの前に三ゴロ。2点を追う3回の第2打席は無死一、二塁の好機で3番手右腕・ジュニスと対戦し二塁への内野安打を放った。これで6試合連続安打をマーク。その後、8番・ゴームズの2点適時二塁打で4点目のホームを踏んだ。
5回の第3打席は一死無走者でジュニスと2度目の対戦。フルカウント後のスライダーを完璧に捉えた打球は左中間を真っ二つに破る二塁打となった。打球速度は111.6マイル(約180キロ)を計測。好調ぶりを伺わせる弾丸二塁打で3試合連続マルチとした。
2点を追う7回の第4打席は、一死一塁で下手投げ右腕・ロジャーズと対戦。3ボール1ストライク後の甘く入ったスライダーを捉えた打球は、左翼席に着弾する同点2ランとなった。打球速度107.7マイル(約173キロ)、飛距離408フィート(約124メートル)の一撃にカブスファンは熱狂。メジャー自己記録を更新する16号アーチとなった。
カブス打線は鈴木の同点弾で火がつき、その後も途中出場・モレルの中越え3ランなどで4点を追加。一挙6得点のビッグイニングで10-6と試合をひっくり返した。