このオフ、150人以上の選手が戦力外通告、自由契約、退団した。
かつてのドラフト1位たちも例外ではない。戦力外通告で言えば、18年ドラフト1位で広島に入団した小園海斗は、3年目の21年に自身初の規定打席に到達すると、24年には全試合に出場。昨季は打率.309、出塁率.365で首位打者と最高出塁率のタイトルを獲得した。今春のWBCにも日本代表に選出されたが、今季は101試合に出場して、打率.257、1本塁打、23打点だった。
苗字が同じの小園健太は21年ドラフト1位でDeNAに入団し、三浦大輔さんが現役時代に背負っていた『18』を継承。3年目の24年に一軍登板を果たし、4年目の昨季プロ初勝利を挙げたが、今季は一軍登板がなく、ファームでも25試合に登板して、3勝0敗、防御率3.83だった。
藤浪晋太郎は、12年ドラフト1位で阪神に入団し、1年目の13年から3年連続二桁勝利を達成。15年には最多奪三振のタイトルを獲得したが、16年以降は下降線。22年オフにポスティングシステムを利用してメジャー挑戦し、25年途中にDeNAに加入。移籍2年目の今季は3試合に登板して、0勝1敗、防御率6.30と結果を残せず、DeNAを戦力外。
佐々木千隼は16年ドラフト1位でロッテに入団し、21年にビハインドゲームのロングリリーフから徐々に序列を上げていき、最終的には勝ち試合の8回を任されるなど、54試合に登板して、8勝1敗26ホールド、防御率1.26と大ブレイク。23年オフに現役ドラフトでDeNAに移籍し、移籍1年目の24年に28試合に登板して、0勝1敗6ホールド、防御率1.95の成績を残した。今季は5試合に登板して防御率0.00、ファームでも17試合に登板して、防御率0.45と抜群の安定感を誇っていたが、来季の契約を勝ち取ることができなかった。
22年ドラフト1位でロッテに入団した菊地吏玖は、2年目の24年の夏場以降、吉井理人当時監督から教わったフォークを武器に一軍定着し、20試合に登板して、1勝2ホールド1セーブ、防御率2.25とブレイクのきっかけを作る。しかし、翌25年は21試合に登板して防御率5.32、今季は2試合の登板にとどまり、わずか4年でロッテを去る事になった。
その他にも、22年ドラフト1位の巨人・浅野翔吾が自由契約、オリックスを戦力外となった22年ドラフト1位の曽谷龍平、25年ドラフト1位の藤川敦也の2人は故障の影響で育成打診を受けている。