中井大介,
巨人の中井大介(C)KYODO NEWS IMAGES

 オープン戦最下位に終わった巨人が、キャプテン・坂本勇人、ベテランの阿部慎之助の本塁打、投手陣もマイコラス、マシソン、カミネロが安定した投球を披露。投打がかみ合い、2017年の初戦を勝利した。高橋由伸監督は「1つ勝ってホッとしたのが正直なところ」と安堵の表情を浮かべた。

 この試合野手では坂本、阿部が6打点中5打点を挙げる活躍を見せたが、レギュラーを目指す中井大介、岡本和真らの存在も忘れてはならないだろう。「オープン戦で調子が良かったから」(高橋監督)との理由で、プロ10年目の中井は『1番・二塁』でスタメン出場した。

 守備では初回にゲレーロの打球を処理した左翼・岡本和真の送球をキャッチミス、5回には失点に繋がるタイムリーエラーを犯した。

 それでも、バットでは初回の第1打席ライト前ヒットを放つと、5回の第3打席は詰まりながらもセンター前ヒット。この中井の2本のヒットが初回の阿部の2ラン、5回の坂本の2ランに繋がった。

 高橋由伸監督は試合後に「チームもそうですが、本人もホッとしたと思う。ミスを取り返そうというバッティングが見られた」と労った。

 三塁を主戦場にする岡本は『7番・左翼』で出場し、守備ではヒヤヒヤするプレーが多かったが、打撃では6回の第3打席、左の大野雄大からレフト前に運ぶヒットで今季初安打を記録。

 ニッポン放送の野球中継で解説を務めた里崎智也氏も、中井、岡本について「岡本、中井が守備のミス、見えないミスがありましたけど、2人はバットで結果を残した」と称賛した。

 層の厚い巨人だが、今季はそこにマギー、陽岱鋼などが加わった。そういった状況の中、少ないチャンスで必死に結果を残そうとアピールする若手・中堅に期待したいところだ。

(提供=ニッポン放送ショウアップナイター)

この記事を書いたのは

岩下雄太

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