○ ドジャース 3x - 2 レンジャーズ ●
<現地時間6月13日 ドジャー・スタジアム>
右股関節の張りで故障者リストに入っていたドジャースの前田健太投手が13日(日本時間14日)、インター・リーグ(交流戦)のレンジャーズ戦に先発登板。5回2失点で自身5勝目とはならなかったが、チームはサヨナラ勝ちで3連勝とした。
前田は2回途中で降板した5月29日(同30日)のフィリーズ戦以来、15日ぶりの実戦マウンド。2回を終え14球、無安打無失点と上々のスタートを切った。その間に打線が2点を先制。前田は3回のピンチを凌ぎ、序盤を無失点で乗り切った。
3回裏、ドジャースの攻撃中にハプニングが発生。本塁上のクロスプレーで、ドジャースの二塁走者・ケンプと、レンジャーズの捕手・チリーノスが正面衝突。両軍入り乱れる乱闘劇へ発展し、ケンプとチリーノスには退場が命じられた。
前田は直後の4回、一死からレンジャーズの中軸に3連打を浴び、瞬く間に2-2の同点に追いつかれた。それでも、5回表のピンチを凌ぎ、その裏に代打を出され降板。復帰戦は5回76球を投げ、5安打2失点、1奪三振4四死球の内容。同点時降板のため4勝4敗は変わらず、防御率は3.61となった。
ドジャースは救援陣が無失点リレー。攻撃陣は延長11回、一死満塁の好機を作り、最後は相手右腕・ブッシュの本塁悪送球でサヨナラ勝ちした。