○ 阪神 5 － 3 ヤクルト ●
＜10回戦・甲子園＞

　ヤクルトは投打が噛み合わず今季初の4連敗。3回までに7連打含む10安打を浴びた先発・田口は5敗目（4勝）を喫した。

　ヤクルトは2回表、4番・村上が23号ソロを右翼席へ運び先制するも、その裏、先発の田口が二死無走者からまさかの5失点。8番・梅野、相手先発の9番・青柳に連打を許しピンチを招くと、1番・近本、2番・糸原、3番・マルテ、4番・サンズ、5番・佐藤輝に5者連続となる適時打を浴びた。

　左腕は3回までに10安打を許し、4回5失点で降板。直近の登板は2戦2勝と好調だったが、この日は阪神打線の勢いを止められず5敗目を喫した。

　5回以降は2番手・大下、3番手・星がそれぞれ2回を無失点に抑えるも、打線はテンポ良く投げ込む阪神先発・青柳の前に7回まで2得点。3点を追う8回に3番・山田が20号ソロを左翼席へ運んだが、村上とのアベック弾も勝利にはつながらなかった。

　ヤクルトは今季の阪神戦、これで1勝8敗1分けと大きく黒星が先行。連敗は今季ワーストの「4」に伸び、最大「10」あった貯金は「6」となった。