阪神・髙橋遥人 (C)Kyodo News

◆ 大一番で躍動した若虎たち

 阪神の髙橋遥人投手が25日の巨人戦に先発。9回を128球、13奪三振の熱投を見せ、プロ入り後初となる完封勝利を飾った。

 一方の打線は、7回に巨人・先発の菅野智之から糸原健斗が本塁打を放って試合の均衡を破り、8回には二死二、三塁からルーキーの中野拓夢が2点適時二塁打を放って髙橋を援護した。

 25日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』で解説を務めた金村義明さんは、優勝を争う大一番で素晴らしいピッチングを見せた髙橋を絶賛。「プロ入り初完封が、このビッグな試合でできた。何も言いようがない。素晴らしかった」と語り、「プロ入りしてから最高の状態」だったと評した。

 これには同日の放送に出演していた真中満さんも「状態さえ良ければこれくらいの球は投げる。ただ、きょうは9回128球。9回のピンチでもベンチは動かないように見えた。任させたように見えたので、それだけ信頼のあるピッチャーになってきた」との見解を示した。

 また、同日の放送では、もうひとりのヒーローとして、8回に適時打を放った中野もピックアップ。その中野は初回に無死二塁から送りバントを失敗していたが、その後に2安打2打点と活躍。金村さんは、犠打失敗の場面は「雑に見えてしまった」と苦言を呈しつつ、「エラーもたくさんするけど、その後、必ずやられたらやり返す強さがある。ルーキーとは思えない。表情も飄々としている」と、その強心臓ぶりに感嘆した。

 同じく中野については真中さんも、「ルーキーで大事なゲームでバントなどを失敗すると、へこむんですよ。次大丈夫かなと思ったりするんですけど、そういう状況でも彼は切り替えて、一番いい場面でタイムリーを打てる。精神状態、メンタルがすごいつよい」と評価。金村さんも「伊藤将司、佐藤輝明、中野と、ルーキー3人の中では中野が一番根性あるなと思う。中野もスランプはあるが表情を変えない」と、精神面の強さを強調した。

☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2021』

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ベースボールキング編集部

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