18日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイタースペシャル　CSファイナルステージ 阪神－広島 第1戦』で解説を務めた江本孟紀氏が、阪神・森下翔太に同点弾を浴びた広島・九里亜蓮について言及した。

　秋山の犠飛で広島が先制した直後の4回裏、先発・九里は先頭の中野拓夢を二塁ゴロに打ち取る。続く森下に対し3ボール2ストライクから投じた9球目のスライダーが真ん中に入り、レフトスタンドに同点弾を浴びた。

　江本氏は「投げなくていい変化球を投げて、抜け球でど真ん中にいく。今のなんかも真っ直ぐを外角に投げれば簡単に三振する配球。変化球が好きだから、これでもか、これでもかと投げた球を今打たれた。これが九里の唯一の欠点」と自身の見解を述べた。

▼ 九里亜蓮vs森下翔太の第2打席
1球目：ボール　127キロスライダー
2球目：見逃し　123キロスライダー
3球目：見逃し　133キロツーシーム
4球目：ファウル　146キロストレート
5球目：ファウル　125キロスライダー
6球目：ボール　130キロチェンジアップ
7球目：ボール　131キロチェンジアップ
8球目：ファウル　チェンジアップ
9球目：左本　127キロスライダー

（ニッポン放送ショウアップナイター）