カブス・鈴木誠也

◆ 12イニング目で初失点も防御率0.00は継続!

 カブスの今永昇太投手(30)が13日(日本時間14日)、敵地・T-モバイル・パークでのマリナーズ戦に先発登板。2回に失策絡みでメジャー初失点を喫したが、直後に鈴木誠也外野手(29)が3号ソロを放ち、カブスは再び2-1とリードを奪った。

 今永はメジャー移籍後、これが初のビジター登板。初回は昨季32本塁打の2番フリオ・ロドリゲスを二ゴロに仕留めるなどテンポ良く3者凡退スタートを切った。

 1点を先制してもらった直後の2回は先頭の4番・ハニガーを遊ゴロに仕留めたと思われたが、スワンソンの送球を一塁・ブッシュが捕球ミス。バックの失策で先頭打者の出塁を許すと、続くポランコには中前打を浴び無死一、二塁のピンチを招いた。続くガーバーは空振り三振、ムーアは左飛に仕留め二死まで漕ぎつけたが、8番・ウリアスに左翼線突破の適時二塁打を浴びメジャー初失点。同点に追いつかれなおも二死二、三塁のピンチだったが、最後は9番・ザバーラを空振り三振に仕留め逆転打は許さなかった。

 すると1-1で迎えた直後の3回表、2番・鈴木が3号ソロを左翼席へ運びカブスは再び1点リード。今永にとってはうれしい“援護弾”となった。

 今永はメジャー初登板となった1日(同2日)のロッキーズ戦で、6回2安打無失点、9奪三振無四球の圧巻デビュー。本拠地ファンの前でメジャー初白星をつかんだ。続く7日(同8日)のドジャース戦も4回まで2安打無失点と上々のスタートだったが、約2時間50分の降雨中断に泣かされ無念の降板。それでも、デビュー戦から10イニング連続無失点のインパクトは大きく、メジャー公式サイトは「今永のフォーシームとスプリットの2球種は、シーズンを通じて最強の組み合わせになりそうだ」と褒め称えた。

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ベースボールキング編集部

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