○　ドジャース　5－3　ブリュワーズ　●
＜現地時間7月6日　ドジャー・スタジアム＞

　ロサンゼルス・ドジャースが一発攻勢で2連勝。大谷翔平選手（30）は「1番・指名打者」でフル出場し、28号本塁打を含む全5打席で出塁。ミゲル・バルガス内野手（24）が代打出場で決勝本塁打を放った。

　1点先制を許したドジャースは初回、先頭打者の大谷が四球で出塁すると、続くウィル・スミスが4打数連発となる15号2ランを放ち、すぐさま逆転に成功。さらに連打で無死一、三塁の好機を作り、アンディ・パヘスの内野ゴロの間に追加点。2点のリードを奪った。

　以降ドジャースは毎イニング走者を出しながらも決定打が出ず、1点リードで迎えた8回表、4番手エバン・フィリップスが3番イエリッチに10号同点ソロを被弾。痛恨の救援失敗を喫すも、直後の8回裏に代打バルガスが3号勝ち越しソロ、大谷が28号ソロを放って2点を勝ち越し。最終回をアレックス・ベシアが三者凡退で締め、勝利を収めた。

　勝利したドジャースは連勝でナショナル・リーグ中地区首位のブリュワーズにカード勝ち越し。今季90試合を消化して55勝35敗、今季最多タイの貯金20としている。

　この試合の大谷は2打数2安打、1本塁打、1打点、3四死球、1盗塁の活躍。第4打席で16打席ぶり安打となる三塁打を放ち、続く第5打席では30歳初アーチも記録。今季成績は打率.316、28本塁打、OPS1.045に上昇。4試合ぶりの一発でMLB通算200本塁打に王手をかけた。