○　パドレス　6x－5　ドジャース　●
＜現地時間7月30日　ペトコ・パーク＞

　サンディエゴ・パドレスが最大5点ビハインドをひっくり返してサヨナラ勝利。2番手としてリリーフ登板した松井裕樹投手（28）は1回を三者凡退に抑えた。

　パドレスは初回、先発マット・ウォルドロンが5失点。序盤から劣勢の展開となるも、2回裏にマニー・マチャドの15号ソロ、3回裏にはジュリクソン・プロファーとジェーク・クロネンワースの連続適時打で反撃。すぐさま2点差に迫った。

　5回表には松井が登板。先頭の大谷翔平を空振り三振に仕留め、今季4度目の対戦で初奪三振を記録。続く2番スミスを右飛、3番ラックスを空振り三振とし、わずか10球で三者凡退に抑えた。

　そして2点ビハインドで迎えた9回裏、ドジャース3番手のトライネンに対し、先頭のマチャドがこの試合2発目の16号ソロ。さらに、一死からジャクソン・メリルが13号同点ソロを右翼スタンドに叩き込み、土壇場で試合を振り出しに戻した。

　延長10回表を守護神ロベルト・スアレスが無失点に抑え、続く10回裏、一死満塁から代打ドノバン・ソラノが三塁線を破るサヨナラ適時打。地区首位ドジャースとの2連戦に先勝し、5.5ゲーム差としている。

　この試合の松井は1回を投げて2奪三振、無失点の投球で6試合連続無失点リリーフを記録。チームトップ48試合に登板し、今季成績は3勝2敗9ホールド、防御率3.38となっている。