● ツインズ 3 - 4 ドジャース ○
<現地時間6月24日 ターゲット・フィールド>
ドジャースの大谷翔平選手(31)が24日(日本時間25日)、敵地でのツインズ戦に「1番・投手兼指名打者」でフル出場。打っては2安打1打点、投げては6回5安打3失点(自責点2)の好投で、第2子誕生後初勝利となる今季8勝目(2敗)を手にした。
初回は二死から四球を与えたものの無失点スタート。しかし1点リードで迎えた2回、3本の単打で一死満塁のピンチを招くと、9番・クライドラーに投じた初球にサインミスがあったのか、101.7マイル(約163.8キロ)の内角直球を捕手のラッシングが捕り損ね、捕逸という形で同点に追いつかれた。
直後にプライアー投手コーチがマウンドへ行き、ラッシングも含め状況を再確認。大谷は険しい表情でラッシングに何かを伝えている様子が見られた。
なおも無死二、三塁のピンチで、クライドラーに対し1ボール1ストライクから低めのスイーパーを投じたが、球審の判定はボール。際どいコースだったため大谷はラッシングへABSチャレンジを要求するような仕草を見せたが、ラッシングはボール判定が妥当と思ったのか、首を左右に振り大谷の要求を拒否。しかし、大谷は再び帽子をポンポンと叩き主審に直接ABSチャレンジを要求すると、判定はストライクに覆った。
これでクライドラーを1ボール2ストライクと追い込んだが、5球目の101.4マイル(約163.2キロ)直球を中前へ弾き返され2者が生還。大谷は2回だけで4安打を集中され1-3と逆転を許した。
自らの適時打などで4-3と再び勝ち越した直後の3回は、バッテリー間で修正し3者連続奪三振で無失点。4回は二死から四球と二塁打で二、三塁のピンチを招いたが、前の打席で2点適時打を浴びたクライドラーを遊ゴロに仕留めリードを守った。
5回は再び3者凡退でゼロを刻み勝利投手の権利をゲット。6回も先頭から連続三振を奪うなど3者凡退に抑えた。
第2子誕生後初登板は6回89球、5安打3失点(自責点2)、8奪三振2四球の登板結果。今季13登板で11度目となるクオリティースタート(6回以上、自責点3以下)を達成し、防御率は1.58となった。
打席では初回、打球速度110.7マイル(約178.2キロ)の痛烈なライナーを放つも、惜しくも右翼手の正面をつき右直。2点を追う3回の第2打席は逆転劇の口火となる中前適時打を放ち自らを援護した。4回の第3打席と7回の第4打席はいずれも三振に倒れたものの、9回の第5打席で右前打を放ちマルチ安打をマーク。この日は5打数2安打1打点で今季の打率は.295、OPSは.963となった。
ドジャース打線は2回、4番・ベッツの通算300号となる9号ソロで先制。1-3と逆転された直後の3回は、大谷と5番・マンシーの適時打などで3点を奪い再びリードを奪った。
投手陣は大谷がゲームメイクしたあと、7回からはハート、ベシア、スコットが1イニングずつ無失点。ベッツの300号に花を添える逆転勝利で、ツインズとの3連戦をスイープ。今季通算52勝29敗で貯金は23となった。