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お目覚めのマルチ安打
シカゴ・カブスの鈴木誠也外野手(30)が現地時間1日に行われたガーディアンズとのオープン戦に「3番・中堅手」で先発出場。今季オープン戦初安打を含む2安打、3打点の活躍を収めた。
鈴木は初回、一死二塁の好機で第1打席を迎えると、先発左腕カンティーヨの速球を弾き返し、二遊間を破る先制適時打。オープン戦5戦目、14打席目にして待望の初安打を放った。
長いトンネルから抜け出した鈴木は4点リードの2回裏、二死満塁で迎えた第2打席で2番手右腕モアハウスの浮いた変化球を仕留め、三遊間突破の2点タイムリー。4回裏の第3打席は見逃し三振に倒れ、6回表の守備からベンチに下がった。
この試合の鈴木は3打数2安打、3打点、1三振という内容。守備ではMLB移籍後初めて中堅に就き、2度の守備機会を無難にこなした。カブスは7対4で勝利を収め、オープン戦10試合で7勝3分けと無敗をキープしている。