オリックス・紅林弘太郎(C)Kyodo News

 今季のプロ野球は各チームの対戦が一巡した。ソフトバンク1強という下馬評もあったパ・リーグだが、意外にも開幕ダッシュを決めたのはオリックスだった。

 オリックスといえば、中嶋聡前監督の下、2021年から3年連続リーグ優勝を達成。しかし、4連覇を狙った昨季は一転5位に沈み、オープン戦でも12位と低迷したため、開幕前の評価は高くなかった。

 ところがいざ公式戦が始まると、岸田護新監督の下、開幕から3カード連続で勝ち越しに成功。先週のソフトバンクとの3連戦は2敗1分に終わったが、その後の楽天3連戦を全勝し、10勝3敗1分の好成績で首位に立っている。

 チームの得点はリーグ最多で、逆に失点はリーグ最少と、投打がかみ合っている印象だが、特に目立っているのが、昨季は鳴りを潜めていた猛牛打線だろう。

 昨季は143試合で71本と、2試合に1本しか出ていなかった本塁打が、今季は14試合で13本と長打を量産している。そして、それ以上に.309という異次元のチーム打率が際立っている。

 打率リーグ2位のソフトバンクが.264、3位以下の4チームはすべて.240以下なので、どれだけオリックスの打線が好調か分かるだろう。

 リーグの打率ランキングを見ると、1位には西武の渡部聖弥が立っているが、2位から5位をオリックスの選手が占めている。しかもその4人はそろって.350以上のハイアベレージを残しているから驚きだ。

 ちなみに1位の渡部聖は先週末の日本ハム戦で右足首を痛めてしまい、登録を抹消されている。全治1~2週間と報じられており、今週中に規定打席を割ることが確実だ。そうなれば、オリックス勢が4位までを占めることもあるだろう。

 さらにその4人の仲間入りを果たしそうなのが紅林弘太郎だ。一時は急性腰痛症で戦列を離れていたが、打撃は好調。規定打席には達していないが、今季先発した8試合中7試合で安打を記録し、.343のハイアベレージを残している。

 このままスタメン出場が続けば来週にも規定打席に到達するだろう。そうなれば、オリックス勢が上位5位までを独占してもおかしくない。

 ただ、これだけ好調な打者が多いと、その反動も小さくないだろう。目下打率2割台の宗佑磨あたりの奮起が必要になる時期もくるはずだ。

 2年ぶりのペナント奪還に向けて、最高のスタートを切ったオリックス。主力選手の調子が落ち始めた時に岸田新監督はどんな采配を振るうのか。その手腕が問われるのはもう少し先になりそうだ。

文=八木遊(やぎ・ゆう)

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岸田監督就任1年目の昨季は3位。投手陣では宮城、九里、山下、野手陣では西川、森、太田椋など、ソフトバンク、日本ハムに負けないだけのタレントが揃う。主力の故障離脱がなければ、リーグ優勝争いするだけの力を持っている。

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この記事を書いたのは

八木遊

1976年、和歌山県で生まれる。地元の高校を卒業後、野茂英雄と同じ1995年に渡米。ヤンキース全盛期をアメリカで過ごした。米国で大学を卒業後、某スポーツデータ会社に就職。プロ野球、MLB、NFLの業務などに携わる。

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