広島・新井貴浩監督 (C)Kyodo News

 広島は中日との開幕戦に1-5の9回に4点を奪って同点に追いつき、10回にサヨナラ勝ちするなど、開幕3連勝と好スタートを切ったが、現在6勝11敗の5位に沈む。

 課題は打線だ。昨季はチーム本塁打がリーグワーストの71、チーム得点はリーグ5位の441点だったが、今季もここまでチーム打率リーグワーストの.206、9本塁打、46得点と苦しい序盤となっている。

 打線は昨季首位打者、最高出塁率の二冠に輝いた小園海斗、ファビアン、モンテロの両外国人、規定打席に到達しなかったが打率.282、9本塁打、33打点を残した中村奨成が主に引っ張ったが、小園が打率.133、ファビアンが打率.177、中村奨が打率.192と軸として期待された選手が軒並み不振なのが痛い。

 さらに昨季104試合に出場して、打率.238、5本塁打、37打点と不本意な成績に終わった坂倉将吾も、巻き返しが期待された今季もここまで打率.196、1本塁打、9打点。2年目の今季レギュラー定着が期待される佐々木泰も打率.200、1本塁打、4打点だ。

 規定打席に届いていないがベテランの菊池涼介が打率.275、モンテロが打率.250、チームトップの3本塁打、9打点の成績を残すが、打線全体に元気がない。

 苦しい打線事情の中で、ドラフト1位・平川蓮(仙台大)が19日に故障から復帰。同日のDeNA戦に『1番・ライト』でスタメン出場し、早速2安打を放った。平川の復帰と同じく、開幕から一軍でプレーし続けるドラフト3位・勝田成(近畿大)も同日のDeNA戦で3安打をマークした。

 まだシーズンが始まったばかり。実績のある主力組はこのまま終わるはずはなく、助っ人組も暖かくなってくれば打ち始めるだろう。1人でも早く復調、そして若手の台頭が待たれる。

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ベースボールキング編集部

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