中日は今季、球団創設90周年という節目のシーズンでありながら、前半戦は38勝55敗1分の最下位に終わった。
昨季まで盤石だったリリーフ陣が開幕から崩壊し、最大の武器だった投手力が落ち込み、現在チーム防御率はリーグ4位の3.34だ。ネガティブな話題が多い中日だが、本拠地・バンテリンドームにホームランウイングを設置し、投手陣は打ち込まれているものの、打線はチーム本塁打リーグトップの74本塁打、リーグ3位の315得点と課題の打撃力は上がった。
細川成也がチームトップの15本塁打を放ち、『マイナビオールスターゲーム2026』の第2戦でMVP、ホームランダービーでも優勝。サノーもチーム2位の13本塁打と長打が期待される2人にしっかりと本塁打が出ている。長年、チームの中心選手として活躍が期待された石川昂弥もここまで56試合に出場して、打率.266、7本塁打、29打点の成績を残す。
前半戦は故障者の離脱も多く、投打共にやりくりに苦戦した中で、2年目の吉田聖弥が勝ち試合の8回を掴むなど、マイナスなことばかりではなかった。現在3位・ヤクルトまで7ゲーム差。その差は大きいが、今季のチームスローガンである“ドラあげ”で順位を一つ一つ上げていきたい。