◆ 難しいボールをコンパクトに中前へ弾き返す
エンゼルスの大谷翔平選手が24日(日本時間25日)、敵地でのアストロズ戦に「3番・指名打者」で先発出場。4回の第2打席に中前打を放ち、シーズン100安打に到達した。
この3連戦は「プレーヤーズ・ウイークエンド」と称し、前日のカード初戦からアストロズは白、エンゼルスは黒基調のユニホームを着用。背中部分には各選手のニックネームが記され、大谷は昨年に続き「SHOW TIME」を採用した。
アストロズの先発は、今季ここまで12勝4敗、防御率3.14の好成績を残しているマイリー。大谷は初回、二死無走者の場面で左腕と対峙し空振り三振に倒れた。
0-5となった4回は一死二塁の好機で第2打席。追い込まれたあとのカットボールをコンパクトに弾き返すと、打球は痛烈な中前打となった。大谷は中堅手の返球間に果敢に二塁を狙うもタッチアウト。微妙なタイミングで大谷自身がベンチへチャレンジを要求したが、VTR検証の結果、アウト判定は変わらなかった。
大谷はこの中前打で、メジャー移籍後初となるシーズン100安打に到達。自身3試合ぶりの安打で打率を.303とした。