巨人戦に先発したオリックス・宮城=京セラドーム

◆ 髪はすぐには切らず、本人は至ってマイペース

 オリックスの19歳左腕・宮城大弥が9日の巨人戦に先発し、7回を1安打1失点、毎回の13奪三振という快投を見せた。

 宮城は90キロ台のカーブにストレートやスライダーを効果的に交え、6回2/3まで1四球のみのノーヒットピッチングを披露。しかし、スタンドがザワつき始めた6回二死から4番の岡本和真にレフト5階席に16号ソロを被弾し、この回限りでマウンドを降りた。

 一方の打線は初回、2番の宗佑磨が巨人先発のサンチェスから5号ソロをライトスタンドに叩き込むと、4回には伏見寅威の適時打で加点。1点差に迫られた直後の7回裏には、代打・ジョーンズが適時打を放ち、再びリードを2点に広げた。投げては宮城のあとをヒギンス、平野佳寿と繋いで、オリックスが3-1で勝利。宮城は6勝目(1敗)を挙げ、今季の本拠地初勝利も手にした。

 快投を見せた宮城は「全体的には真っすぐでファウルが取れていたことで、変化球で勝負できていたし、変化球でカウントが取れていたことで、真っすぐでも空振りが取れていた。しっかりといろんなボールを操れていたと思います」と自身のピッチングを振り返り、7回途中まで続いていたノーヒットピッチングについては「意識は全くせず、回ごとに集中して入ったので、こういう結果になったと思う」と、冷静に振り返った。

 また、「負けたら髪を切る」と話していたが、敗戦を喫した前回登板以降も髪を切ってないことについては、「いつになるか分からないですけど、一度負けたので髪は切ります。ただ予約するのが遅いので、長くて8月…早くて来週とか(笑)」と、19歳の青年は至ってマイペース。これも好調をキープしている要因なのかもしれない。

 中嶋聡監督は「前回からいろんな修正をかけて、真っ直ぐのコントロールなどは良かった。どんな場面であっても自分のボールを投げられるというのは強みだと思うし、凄い。期待以上とも言えるし、まだまだ成長出来るとも言える」と、底知れぬピッチングを披露する左腕の成長に目を細めた。

 チームの借金は再び「1」となり、10日の巨人戦はカードの勝ち越しと、チームの借金返済をかけた一戦となる。

取材・文=どら増田

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ベースボールキング編集部

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