オリックス 山本由伸[写真=Rinco]

◆ 山本「追いつかれてしまって悔しいです」

 オリックスは11日、延長11回・4時間19分の死闘を落として阪神に2連敗。

 前のカードから4連敗となり、2カード連続の負け越しが決まった。

 2019年9月13日のソフトバンク戦以来となる“満員御礼”で行われた“関西ダービー”。オリックスは先発のエース・山本由伸が7回まで完封ペースの好投を見せ、打線も初回の中川圭太と5回の宗佑磨の適時打で2点を援護。終始リードして試合を進めていった。

 ところが8回、二死から近本光司に内野安打で出塁を許すと、佐藤輝明には変化球をライトに弾き返され、佐野皓大がダイレクトキャッチを試みるも一歩届かず打球を後逸。この間に一塁から近本が還り、打った佐藤も三塁へ。適時三塁打で1点差とされてしまう。

 なおも二死三塁で大山悠輔との対戦中、2ボール・1ストライクから投じたフォークを捕手の伏見寅威が後逸。三塁から佐藤が還り、2-2の同点に追いつかれた。

 試合はそのまま延長戦へ。迎えた11回、4番手の本田仁海が先頭の佐藤に安打を許すと、大山は外野フライに打ち取るも、一死から代走で出ていた熊谷敬宥が盗塁を敢行。阻止しようとした伏見の送球が熊谷のヘルメットに直撃。外野に抜けて行ったボールをセンターの福田周平が拾って本塁に返すも、熊谷は一気に生還。勝ち越し点を与えてしまう。

 その裏、一死から代打で出た吉田正尚の安打などで一死一・三塁とチャンスを作ったが、この日もあと一本が出ず。2-3で敗れ、オリックスは阪神に2連敗。関西ダービーの負け越しが決定した。

 先発した山本は「立ち上がりから徐々に感覚も良くなっていきましたし、全体的には悪くなかったと思う」と振り返りながら、「8回のところで粘り切れず、同点に追いつかれてしまって悔しいです」と同点での降板を悔やむ。

 中嶋聡監督も「余力は残していたんですけど、最後にああいう形で失点してしまった。良いピッチングをしていたんですが、もったいなかったですね」と8回の失点についてコメント。

 つづけて「逃げ切りたい……まあそうですよね。今日に関してはミスがすべて点に絡んだ」と試合を総括しながら、佐藤の適時三塁打のシーンについては「(佐野も)なんとか捕ろうと、押さえようとしたんでしょうけど、そこは練習して押さえられるようにしなきゃいけない。守備が上手い分、そこはやってもらおうと思います」とし、精一杯のプレーだったことを強調した。

 一方、15安打を放ちながら2得点に終わった打線については「なんとかうまく行くようにやらなきゃいけない。それがこっちの仕事」とし、代打での出場となった吉田正尚については「こっちは出したくてしょうがないんですけど、なかなか計算通りにいかないというか」と、ここぞのチャンスで起用したい胸の内を明かしながら、そういった展開にならないもどかしさを語った。

 8勝9敗で迎える交流戦の最終戦。勝てば勝率5割で交流戦を締めくくり、借金2からリーグ戦を再開することができる。嫌な流れを断ち切ることができるか、14時開始の“関西ダービー”第3戦から目が離せない。

取材・文=どら増田

この記事を書いたのは

どら増田

どら増田 の記事をもっと見る

【PR】U-NEXTで『SMBC日本シリーズ2026』をライブ観戦!

U-NEXT / 日本シリーズ

「U-NEXT」では、10月24日(土)に開幕するプロ野球『SMBC日本シリーズ2026』のうち、第1,2,3,6,7戦の最大5試合を見放題ライブ配信!

試合開始から終了までのライブ映像に加え、試合後のヒーローインタビューまですべて配信(見逃し配信も予定)。ライブ配信の時間に間に合わなかった方も、あとから好きなタイミングで名場面を見返せる。

U-NEXT月額プラン会員の方は追加料金なく見放題。はじめての方は、31日間無料トライアル登録で視聴可能。

シーズンの締めくくりとなる熱戦を堪能しよう!

POINT

① 日本シリーズを完全生配信(第1,2,3,6,7戦)

② 野球以外にも、映画・アニメなどの様々なエンタメコンテンツを視聴可能!

③ U-NEXT会員ならポイント利用で実質989円(税込)とお得に!

もっと読む