前戦の左越え2ランから4打席連続出塁!
ドジャースの大谷翔平選手(29)が1日(日本時間2日)、ガーディアンズとのオープン戦に「2番・指名打者」でスタメン出場。3回の第2打席に結婚公表後初安打となる右前適時打を放った。初回の第1打席と5回の第3打席は四球。1打数1安打1打点、2四球の3打席連続出塁で移籍後2度目の実戦を終えた。
オープン戦出場は移籍後2度目。“新天地デビュー戦”となった2月27日(同28日)のホワイトソックス戦では、5回の第3打席に“移籍後1号”となる左越え2ランを放つなど3打数1安打2打点だった。
この日も2番に入り、1番・ベッツ、3番・フリーマンと“MVPトリオ”を形成。初回の第1打席はガーディアンズの先発右腕・カラスコと対戦し、フルカウント後の外角球を冷静に見送り一塁へ歩いた。0-0のまま迎えた3回の第2打席は一死二塁で前巨人の3番手右腕・ビーディと対戦。フルカウント後の内角球を強引に振り抜いた打球は、詰まりながらも一・二塁間を破る先制適時打となった。
1-2で迎えた5回の第3打席は、二死二塁で再びビーディと対戦。この打席もフルカウント後の低めのボール球を冷静に見極め一塁へ歩いた。ここで代走を送られ途中交代。オープン戦2試合目は1打数1安打1打点、2四球。全打席出塁でお役御免となり、これで左越え2ランを放った27日の第3打席から、実戦4打席連続出塁となった。
2月29日に自身のインスタグラムで「結婚いたしました事をご報告させていただきます。新たなチームと新たな環境でのスタートとなりますが2人(1匹も)で力を合わせ支え合い、そしてファンの皆さまと共に歩んでいけたらと思っております」と発表。この日は結婚公表後、初のオープン戦出場ということもあり、ファンの大きな拍手を浴びながら打席に入った。
ドジャースは大谷や山本由伸らとともに“異次元補強”で新加入した先発・グラスノーも、オープン戦2度目の登板で3回無安打無失点、5奪三振の快投。ここまでのオープン戦では、ワールドシリーズ制覇のカギを握る新戦力の順調ぶりが際立っている。