○ パイレーツ 9 - 8 ドジャース ●
<現地時間6月10日 PNCパーク>
ドジャースの大谷翔平選手(31)が10日(日本時間11日)、敵地でのパイレーツ戦に「1番・投手兼指名打者」でフル出場。7回途中6安打4失点(自責点3)と力投し勝利投手の権利を持って降板したが、リリーフ陣が逆転を許し今季7勝目はお預けとなった。打撃では3点を追う9回に12号2ランを放つも、チームは1点差負け。ドジャースは救援陣の不調が響いた。
大谷は敵地・PNCパークで初登板。さらに、首の違和感で欠場が続いている正捕手・スミスに代わり、今季初めてラッシングとバッテリーを組んだ。立ち上がりは制球にバラつきがあったものの要所を締め3回無失点。味方打線が2点を先制した直後の4回は7番・カリハンにメジャー初アーチとなるソロ本塁打を浴び、大谷の被弾は5試合ぶりとなった。続くマンガムには右翼線突破の二塁打を許したが、最後は9番トリオロを3球三振に仕留め最少失点。5回はこの試合初の3者凡退で勝利投手の権利を得た。
6-1となった6回は先頭打者に右前打を許したものの、一死後、6番・ロドリゲスを三ゴロに仕留め結果3人斬り。最少失点のまま迎えた7回は無死一、二塁のピンチを招き、何とか二死まで漕ぎつけたものの、2番・ラウに右翼線突破の2点適時二塁打を許し、ここで降板となった。
なおも二死二塁で、2番手・ベシアが三ゴロに打ち取った打球を三塁・マンシーが捕球ミス。これで二塁走者が生還し、大谷の登板結果は6回2/3で102球、6安打4失点(自責点3)、6奪三振4四死球となった。
7回を投げ切れば防御率ランキング1位に立つところだったが、規定投球まであと1アウト足りず。それでもこの日もしっかりと先発の役割は果たし、防御率は1.06となった。
打撃では3回の第2打席、二死一塁で左翼後方への大飛球を放つも、左翼・レイノルズのスーパーキャッチに阻まれ左飛。グラブを出さなければ確実にスタンドインしていた打球だっただけに、本塁打を1本損する形となった。
初回の第1打席と5回の第3打席はいずれも空振り三振に倒れ、7回の第4打席は三飛。3点を追う9回の第5打席は、一死一塁で3試合ぶりの一発となる12号2ランを左中間フェンス裏のブルペンへ叩き込んだ。
打者・大谷は、5打数1安打2打点、2三振の打撃結果。今季の打率は.299、OPSは.940となった。
ドジャースは6-4と2点リードで8回裏を迎えるも、3番手のハートが先頭から連続四球を与えたあと、4回に大谷からメジャー初アーチを放ったばかりのカリハンに、痛恨の逆転3ランを浴び6-7。この瞬間、大谷の7勝目の権利は消滅した。4番手のドライヤーもパイレーツ打線の勢いを止められず、8回裏だけで一挙5失点。直後に大谷の12号2ランで1点差に迫ったが、反撃はここまでだった。