◆ 貯金に差も「貢献度は双璧」
阪神・髙橋遥人が、投手タイトルの三冠を視野に入れている。
一般的に「投手三冠」といえば、最多勝利(最多勝)、最優秀防御率、最多奪三振の3タイトルを指す。もっとも、今季の最多奪三振争いでは才木浩人が抜けており、髙橋が狙えるのは勝利数、勝率、最優秀防御率の3部門だ。9月17日(試合前)現在、髙橋は13勝3敗で勝利数、勝率ともにトップ。防御率も1位の村上頌樹が1.93、髙橋が1.94と、わずか0.01差で続いている。
16日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース2026』では、髙橋の今季の活躍について解説陣が言及。佐伯貴弘氏は「開幕から無双していた。防御率、勝利数もそうですし、イニングをしっかり稼げていることが素晴らしい」と評価した。坂口智隆氏も「数字を見ても驚かない。投手らしく黙々淡々と投げる。投げる球、どれを取っても一級品」とコメント。成績だけでなく、安定した投球内容にも高い評価を与えた。
一方、最優秀防御率で髙橋と争うのが村上だ。防御率は僅差ながら、10勝8敗と勝ち越しが少ないことについて、佐伯氏は「毎回のように援護が少なく、苦しい展開で投げることが多い」と説明した。さらに高木豊氏は「やっぱりエースは村上なので。エース同士の投げ合いになったり、ブルペンを休ませることを考えて投げる。対して髙橋は(投球間隔を空けるなど)気遣って起用されている」と両者の違いに言及。そのうえで「貢献度でいえば双璧のようなもの」と語り、髙橋と村上、それぞれの形でチームに大きく貢献していると評した。
最優秀防御率を争う髙橋と村上。勝利数、勝率でトップを走る髙橋が、シーズン最終盤でどこまで数字を伸ばせるか。タイトル争いとともに、阪神を支える両投手の投球からも目が離せない。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2026』