◆ 勝利投手の権利を持って降板
レンジャーズの2017年シーズンが開幕。本拠地に昨年のア・リーグ王者・インディアンスを迎えた一戦で、ダルビッシュ有が力投を見せた。
メジャーでは初めてとなる開幕投手の大役を務めたダルビッシュ。立ち上がりの2イニングは無失点でしのぐも、先制点をもらった直後の3回にリンドアの犠飛で失点。すぐに追いつかれてしまう。
それでもその裏、レンジャーズは先頭のゴメスがソロを放ってすぐに勝ち越し。さらにオドルの2打席連発となる3ランも飛び出し、一挙4得点で5-1とリードを広げた。
これで乗っていきたいところであったが、直後の4回にラミレスに2ランを浴びて5-3。さらに5回にはエラーと四球2つで無死満塁という大ピンチを招いたが、ここは併殺と内野ゴロで無失点に切り抜け、なんとかリードは死守した。
100球が近づいてきた7回、一死三塁からアルモンテはスライダーで空振り三振に斬るも、これを捕手が止められず。三塁走者も生還し、振り逃げも成立。7回一死一塁、5-4となったところで降板となった。
6回1/3を98球、4安打も四球が5つと制球に苦しみ、三振は4つと少なめ。4失点で勝利投手の権利は持ったままマウンドを降りている。