DeNAの今永昇太が、今季2勝目を目指し18時から行われる巨人戦（富山）に先発する。

　今季はここまで神宮、楽天生命パーク、横浜、札幌ドームで登板してきたが、今季初めて地方球場での登板となる。今永は21日に行われたオンライン取材で「普段はないような気候、風、見慣れない景色ということで新鮮さもあるんですけど、そこに早くアジャストして行くことが大事」と、マウンドに慣れることの重要性を語る。

　巨人打線については、「どういう打線で来るかわからないですけど」と前置きをしたうえで、「打たれていい場面、打たれてはいけない場面をしっかり考えて、キャッチャーの要求を投げる前に理解できれば、試合を作っていけると思う。状況を考えながら投げていければいいかなと思います」と意気込んだ。

　また、相手先発はアメリカから帰ってきた山口俊。今永は「アメリカに俊さんが行く前に一度お会いして、向こうの野球の話をする機会があった。ルーキーの時にはご飯を連れていっていただいたり、色々な話をした先輩。投げ勝って成長を示すことが、ベイスターズにとっても僕にとっても一番なのかなと思うので、絶対に負けられない相手だと思いますね」と決意を述べた。

　リーグ戦再開後、先発投手は5イニング以上投げられていない。今永は1イニング長く投げ、チームを勝利に導きたい。

（取材＝ニッポン放送アナウンサー・洗川雄司）