ニュース 2021.09.26. 20:31

ヤクルトが破竹の8連勝で首位キープ 今季最多16得点、石川は通算177勝目

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ヤクルトナイン (C) Kyodo News
2021.09.26 17:30
東京ヤクルトスワローズ 16 終了 0 中日ドラゴンズ
神宮
○ ヤクルト 16 - 0 中日 ●
<21回戦 神宮>

 ヤクルトが今季最多の16得点を挙げ大勝。15日・阪神戦から始まった連勝を「8」に伸ばし、単独首位の座をキープした。また17日から始まった10連戦も7勝3分の無敗で戦い抜いた。

 ヤクルトは初回、二死一塁から4番・村上宗隆が相手先発・小笠原慎之介の速球を捕え、リーグトップタイとなる38号2ランを右翼席中段へ放り込み幸先よく先制すると、3回には9番・石川の安打をキッカケに無死満塁の絶好機を迎え、3番・山田哲人が左翼ポール際へ満塁ホームラン。山田にとっては2年ぶり5度目となるシーズン30号に到達する節目の一発で、一気にリードを6点に広げた。

 4回には1番・塩見泰隆を筆頭に3本の適時打が飛び出し、小笠原を4回途中10失点でノックアウト。10点リードの6回には3番手・佐藤優から山田がこの日2本目のホームランとなる31号2ランを放つなど、打者10人の猛攻で一挙6得点のビッグイニング。山田は2本塁打を含む3安打7打点の活躍で、7番・西浦が2点適時打を放ち14点リードとなった時点で先発全員安打を達成した。

 投げては今季初めて中5日で先発マウンドへ上がったプロ20年目の大ベテラン・石川が要所を締める好投で、6回(82球)を投げ5安打無失点、無四球2三振の内容でゲームメイク。7回以降は大西広樹、石山泰稚、大下佑馬と繋ぎ完封リレーで締めた。

 このところ援護に恵まれていなかった石川は、4試合連続7度目のクオリティースタート(6イニング以上自責点3以下)をマークし、今季の通算防御率は「2.37」から「2.16」に良化。6月18日の中日戦以来となる今季4勝目で後半戦初勝利を掴んだ。

 また、先制弾を放った村上は史上最年少でシーズン100打点に到達。セ・リーグの本塁打ランキングでは岡本和真(巨人)と並び、打点部門でもトップの岡本(106打点)と6差に詰め寄った。

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